「新商品を手に取ってほしい」「ブランドのコンセプトを知ってほしい」「認知度を上げたい」などを目的として実施されることの多いサンプリングプロモーション。しかし、配ったはいいものの、「実際に使ってもらえたかわからない」「感想のフィードバックがもらえない」「使用風景が見えない」などの課題をお持ちの企業様も多いのではないでしょうか。
特に日常的に食品を購入する主婦・ママ層は、家族の健康や家計を考えながら商品を選ぶ傾向が強いため、「配っておわり」の単純接触だけでは行動変容が生まれにくいことが課題となっています。
本記事では、弊社でご支援させていただいたミツカン様の事例を交えながら、主婦層向け食品サンプリングの効果やメリット・実施時のポイントと、サンプリング実施時によくいただくQ&Aについてご紹介します。
食品サンプリング実施時のよくある質問(FAQ)
ここまで、アンケート結果を中心に実施事例を紹介していきました。弊社施策「らくらく連絡網グループサンプリング」は独自性が高いこともあり、「なかなかイメージがつかない」「こういう場合はどうなるのか」と疑問を感じるマーケティング担当者様もいらっしゃるでしょう。
そこでここからはよくお問い合わせいただくご質問をQ&A集として紹介します。食品サンプリングならではの観点も多いので、ぜひご検討時に活用くださいませ。
Q.賞味期限の短い食品でも配布することはできますか?
A.可能です
過去には生クリームや牛乳といった足の早い食品も、トラブルなく安全に配布した実績がございます。また、冷蔵食品をまとめて届けるため、冷蔵庫は空きを作っておいてもらうよう、受け取り側の団体リーダーへも事前アナウンスをしています。
安全に配布を行うため、場合によってはエリアや募集期間を限定させていただくことなどはございます。詳細を事前にご相談させていただけましたら幸いです。
なお、特に牛乳はファミリー層の生活に直結するものだったため、限られた期間でも応募が殺到する大人気のサンプリングとなりました。
Q.実際の試食・試飲シーンの写真提供は可能ですか?
A.可能です
配布団体から試食・試飲シーンの写真を収集し、報告書提出時に合わせて提供させていただいております。
団体へはあくまで任意と伝えているものの、丁寧にメッセージや感想を添えて送付してもらえることも多く、らくらく連絡網団体・ユーザー自身がグループサンプリングを楽しみ、積極的に活動している様子がうかがえます。
Q.配布対象団体の指定やスクリーニングはできますか?
A.可能です
スクリーニングには主に2つの方法があります。
①登録情報を活用したスクリーニング
「らくらく連絡網」は、ユーザー個人の生年月日・性別・居住地に加え、所属団体のジャンルなど、詳細な登録情報を保有しています。これらの情報をもとに、告知段階で配布対象を絞り込むことができるため、効率的なアプローチが可能です。
②応募フォームによるスクリーニング
一方で、登録情報に含まれない条件(例:「ボランティア経験の有無」「運動頻度」「趣味嗜好」など)でのスクリーニングをご希望の場合は、応募フォーム上に設けた設問によって対応します。3問程度のスクリーニング用設問を設定し、特定の回答をした団体のみに配布対象を限定することが可能です。
ミツカン様の案件では、「ボランティア団体」に加え「ボランティア経験のある団体」も対象としていたため、告知は広く行いつつ、応募フォームでのスクリーニングを実施しました。